今年、百歳のお誕生日を迎えた方のご自宅に、生前整理に伺いました。ご自宅は、2階建ての一軒家です。
お子様はおられません。ご主人様は既に他界され、ご親族は他県にお住まいです。
ご本人様の身近には、家屋に関する細々としたお世話ができる方はおられませんでした。
そこで、ご本人様が常日頃から親しくしているご友人様たちが、立ち上がりました！
ご本人様がお元気な頃から『私に何かあれば、よろしく頼むね！』と、会話を重ねておられたそうです。
今回のご依頼者様は、ご本人様のご友人の方々でした。

〈数多くの食器は、ＳＤＧｓ作業へ〉
通常、食器類は大きな米袋へ集め、処分場へ持ち込み粉砕処理となりますが、今回はご依頼者様の同意も得て、食器引取り業者さんへお渡しし、諸外国への寄付として輸出して頂くことに致しました。
〈お探し物は〉
『ご本人様にとって重要な書類などがあれば保管しておいてほしい！』との要望がありました。従業員全員に周知し丁寧に片付けを行い、段ボール1個分程の、大切な書類や貴重品をお渡しいたしました。
〈作業前と作業後の様子〉
〈電気・水道がストップ！〉
通常、家財が搬出された後、2日目には簡易清掃を行います。しかし、電気や水道は既に止めておられた為、掃除機の利用や水拭き掃除が出来ませんでした。しかし、当日持参できるだけの水を準備、拭取りシートなどを活用して清掃にあたりました。
【含水紙と箒でゴミ集め】